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- 省エネ塗料プロツバルとは?

プロツバルVIIは、外壁や屋根に塗装することで太陽光を幅広い波長範囲で効率良く反射し、建物内部の温度上昇を防ぐ遮熱塗料。水性のシリコンアクリル塗料に高反射性の特殊顔料と中空セラミックビーズ(セラミックの小さな中空の粒で熱を伝えない)を含ませることで、高い遮熱効果を実現しました。

これまでにもさまざまな遮熱塗料が登場していますが、従来の遮熱塗料には塗料として致命的な3つのデメリットがありました。中空セラミックビーズや顔料の配合が適切ではなく汚れやすく(性能が落ちやすい)、また塗りにくく塗装面積が稼げないこと。さらに濃い色が出せない(希望の色が選べない)こと。一方プロツバルVIIは、独自の技術を用いてそれらのデメリットを解決しています。
遮熱塗料のデメリットの理由はセラミックバルーン?
なぜ従来の遮熱塗料が「汚れやすく」「濃い色が出せない」のかというと、遮熱効果を出すために熱の伝達を防ぐセラミックバルーンを使用しているから。プロツバルVIIもセラミックバルーンを使用している遮熱塗料のひとつですが、以下の方法で他の遮熱塗料が抱える問題を解決しました。

中空セラミックビーズはセラミックでできた小さな中空の粒。中空セラミックビーズを配合すればある程度遮熱効果は上がりますが、その分塗膜に凹凸ができてしまい、物理的に汚れがつきやすくなってしまいます。その結果、塗膜の劣化が早く進み、遮熱効果もだんだんと落ちてしまうのです。 |
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セラミックバルーンは白いため、どうしても塗料が薄い色になってしまいます。黒や濃彩色の顔料を含ませるという手もありますが、濃い色は熱を吸収してしまうため、肝心の遮熱効果を下げることに……。そのため、現実的に遮熱塗料で濃い色は出せないとされていました。 |
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プロツバルVIIは、東京における環境と経済の好循環などを目的とした「クールルーフ推進協議会」が推進するクールルーフ推進事業において、「太陽熱高反射率塗料」として認められています。議会が定める「条件色N-6における日射反射率50%以上」という基準を、プロツバルVIIは、特に近赤外領域の日射反射率で88%と、悠々クリアしています。
太陽光の中の近赤外線領域を効率的に反射し、昼間の遮熱効果をもたらすとともに、建築物の蓄熱を抑制して夜間の大気への放熱を緩和する塗料のことです。

「プロツバル」という商品シリーズ名には、地球温暖化が原因で海面が上昇し、南太平洋の海に沈もうとするツバル共和国を守る(プロテクトする)という意味が込められています。プロツバルはその省エネ性を活かし、CO2をはじめとする温室効果ガス排出の削減に貢献することで、地球温暖化を食い止める一助となることも目的に開発されています。
JAXA COSMODE PROJECTとは
日本の宇宙開発から生まれた最先端のアイデアをより多くの人の 日常に届けるために発足された、「プロダクト開発プロジエクト」 です。一般消費者向けの商品・サービスに対して、JAXA(独立行政 法人宇宙航空研究開発機構)が「JAXA COSMODE PROJECT」ロゴマー クを付与しています。
本商品に関する一切の責任は株式会社日本プロツバルに帰属いたします。 詳しくはこちら⇒JAXA COSMODE PROJECT
プロツバルは、株式会社日本プロツバルがJAXA(宇宙航空研究開発機構)の技術を応用して開発した遮熱塗料です。遮熱によってもたらされる省エネ効果が注目され、戸建住宅はもちろん、ビルやマンション、公共施設などでも採用され、各方面から高い評価を得ています。
なお、株式会社日本プロツバルではさまざまなタイプのプロツバルを開発しており、個人のお客様には外壁塗装に最適な「プロツバルVII」をはじめ、室内の結露予防に効果的な「プロツバルVIII」、断熱・保温性能に優れた外壁塗料「プロツバルIII」をご案内しています。ご要望に応じてさまざまなご提案が可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。